2014/08/25

日本百名山 北岳 3193m制覇!!

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2014年8月14~16日
日本で第二位になる山 日本百名山 北岳 3193mに登ってきました!!
お盆休みは悪天候の中の登山となり写真などもあまり撮れないほどでしたが、思い出に残る登山になりました。

8/15・16日
気温登山口 30度 山頂6度
天気 大雨とガス
装備 ゼロポイント45リッター
   モンベルステラリッジ2人用テント
   ナンガ300寝袋
   アルミシート
   ロープ
   アンダーアーマー半袖3枚
   モンベル、冬用アンダーウェア
   プロフェッショナルトレッキングアンブレラ
   ブラックダイヤモンドストック2本用
   ファイントラック ストームゴージュ
   水3リッター 
   食料、各種アルファー米、ワイン、竹鶴ウィスキー・缶詰各種
   コーンポタージュスープ各種 コーヒー
   タオルとティッシュ
   クマよけ鈴
   グローブ
   膝用サポーター
   簡易アイゼン
   レインウェアー モンベルストームクルーザー上下
   iphone5(地図・ログ用)
   ログ・iphoneアプリ DIYGPS
地図ソフトカシミール3D&マップカッター
   予備バッテリー
  
登山口は広河原からが関東の方は有名
広河原には直接車で行くことが出来ません、車両規制があります。

広河原まではバス・タクシーで向かいます。
バス停は芦安地区から向かう方法と奈良田温泉からの2か所

甲府から近いのは、芦安ですが今年は大雪で道路が滑落 2014年8月現在では通行止めが続いています。
予定では2014年9月に開通予定とのこと詳しくは・・・

県営林道南アルプス線

そういうことで、甲府南インターより少し遠くなりますが、奈良田のバスターミナルに向かいました・・・
そんな、北岳のルートと景色とは・・・

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バス停は長蛇の列

始発のバスは5時30分ですがこの時点で5時 30分前にはこれほどの列が出来ていました。
芦安発のバスが無く
分散しないのも原因ですね

実は、タクシーなら、4時頃に駐車場に来ます。
タクシーは、ワゴン車で10人ほどが乗れると思います。
タクシーが来るのを待って、すぐにタクシーに声かけしてしまえば出発まで(人数が揃うまで)バスより早くしかもそれほどきつくない広河原までのドライブになるのでこちらがお勧め。

初回のタクシーは5時に出発していきました。タクシーは約2時間間隔で往復していますので次は7時ということになります。

5時半にはバスが到着
6台のバスですべての方が乗れたのかは不明ですがどのバスも立ち乗りで超満員です、ここから広河原までは約50分のバスの移動になります。

山梨交通でちゃんとしたバスガイド付きでした・・・


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そんな混雑したバスを降りると広河原のインフォメーションセンターに到着
着くなり帰りのバスの券を購入している人が多かったです。

トイレも綺麗ですがやっぱり大渋滞

2階が入山届け出書があるのでここで入山届け出書を記入

早速出発です。
6時30分ごろ・・・
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つり橋を渡って登山口に

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広河原山荘はテント設営OKです、余裕を持った登山が出来る方は、前日ここで一泊テント泊なんていうのがいいでしょうね。
もちろん入山届けも出来ます。
ここから登山開始となりますが、北岳に向かうには大きく分けてここからは2選択できます。

左の沢沿いを登っていく大樺沢コースと右に登って尾根道を進み白根御池に向かうコース

距離は沢コースの方が少ないが登り一変休憩所もなし・・・

尾根コースは、白根御池小屋で、飲食が出来ますし宿泊テント泊もできます。
今回の宿泊地は北岳山荘と決めていたので沢コースから・・・
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じんわり
登りが続く
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ここ数日大雨が降り登山道にも水が流れております。

20分ほどで分岐になり沢に向かいました。
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沢沿いを歩いて標高を稼ぎます。
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水が綺麗でした。そのまま飲めそうです。
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沢渡には丈夫な橋がかかっており安心して何度か渡りました。

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振り返ってみると、結構登ってきたね~
まだまだ序盤です。
標高は1700Mほど・・・
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それにしても水量が多いですね、この時点ではすこし雨が降ってきましたが上の方は大雨なんでしょうか?

それとも雪解け水なのかな?

雨がひどくなってきたために、一眼レフカメラはここでビニールに入れてザックの中に収納
最後の写真 ということで雨続きになりました。

Iphone&防水ケースでの撮影ここからはなってしまいました。

少し休憩にして、この時点で気温は15度以下と思います。
雨でぬれたレインウエアーと汗で外も中もびっしょりに・・・
休憩時に今期は笠をもっていったので、便利に使うことで来ました。
目的はテント場でのトイレ移動に使用する予定していましたが思わぬところで活躍!

あったかいコーヒーがおいしく感じる気温です。

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それもそのはずですね、雪渓がお目見えしました。
そのまま雪渓登りも出来ますが、右に登山道が何本もあります。
標高は2000m越えてきました。

ここからも、コースは2選択できます。

左に進み沢を登り切るコースと尾根を登り北岳手前の肩の小屋に向かうコース
時間と天気で今回は余裕があれば北岳山頂無ければトラバースして北岳山荘を選択しました。
というのも、二股の場所を既に通り過ぎていてこの時点では、沢コースを進んでいることに気が付かなかった・・・

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一度だけ渡らなければならない雪渓です。
アイゼンがあれば安心ですがロープが張ってあるので握りながら渡れば滑落することはなさそうですね。

何人もの方が転んでいました。
危ない場所です。
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標高2500を超えるとガスにやられます。
こんな天気で雨も降って来て、道は滑るし悪条件が重なってきました。

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北岳から下山してくる方とのすれ違いも多い場所になってきました。
こちらを下山に選択する方は少ないようです。
登りでも急な上足場がゴロゴロしてますから、ねんざやけがをしやすいコースです。

もう、雨で写真が写らないほどです。
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ひたすら岩場をよじ登ります。
尾根はまだ見えずしかし、空の色が少し明るくなり、雲の上に出られるのではないかという期待が膨らみました。

ただ、下山者の中には今日の登山をリタイヤして降りてきたとの方も多くいて少し不安に・・・
今日は登山を断念して白根御池で様子見るという方が多かった。
後から気が付いたのですがそれが一番の正解だったかもしれません。

さらに先に進むと・・・
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八本歯のコル標高は2900mを超えます。
傾斜が緩くはなったものの薄い空気と強風で体力も気力もなくなって来て戻る方の気持ちがよくわかりました。

ここで休憩、お腹もすいて既に6時間テントを背負い急こう配の岩場を登ってきたので体にエネルギー補給します。
思った以上の、水分を消費してここで、3リッター持ってきた水が無くなりました。(妻と二人分です)水場が無くさっきの沢で少し補給していくべきと後悔しても戻る気にはなれず・・・
食事と、あったかいスープを飲んで少し体力回復です。

強風が吹きるける八本歯のコルでの休憩は岩場にかくれてとなりました。

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一歩進み、3呼吸ほどの酸素量の中ようやく北岳の文字が!!

登山開始前は、天気が良ければ山頂に今日のうちに登り明日の天気によっては山頂に寄らず同じ道で帰る予定でしたが、皆さん山頂は無理との下山者の声
無理せずにトラバースを使用して、北岳山荘に向かい事にしました。

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視界は30mほど前に登山者がいますがのんびり歩いているとぱっと消えてしまいます。
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高山植物の宝庫とはよく言ったものです。
こんな悪条件に綺麗に咲くお花がいっぱいです。

高山植物ってとっても強い花なんですね。

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危険な個所は丸太でガードしてあり橋もかかっていますが怖い場所です、
なぜなら風速20m以上の風が吹き荒れているからなんです・・・・

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無事に通過!

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こんな場所には花がいっぱいで、少しは疲れも取れました。

そしてここから北岳の尾根に出たのですが強風が30mは当たり前
立っていられないほどの風に先に進むのも困難になりましたが先に進まなければ戻ることになり
進むことしか選択が出来なくなりました。

ケルンに」身を隠し少しでも風が弱くなるとまた進みと繰り返して、視界は無くどこまで行っても山荘に辿りつかないのではという不安に駆られました。
もちろん写真を撮るなどという余裕は一切なし・・・

濡れたグローブで手はかじかみ両脇に手を挟みながらの登山。
グローブは取った方が良かったです。
ようやく北岳山荘に到着いたしました。

山荘には15時約8時間の登山

山荘では本日の宿泊者受付の列が外まで続き30分ほどでテント泊の受付完了です。
600円也

北岳山荘は、お茶も水もお湯も無料で使用することが出来て助かりました。

受付横にあったあったかいお茶は何杯もいただいてしまいましたし、カップヌードルを持ってきたのでお湯を沸かさずにポットからいただきました。

カラカラになった水もたっぷり補給してテント泊で使用・・・

寒いのとびしょ濡れの中強風吹くテント場にてテント設営

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設営終了です、設営場は岩もなくフラットなテント場で、周りにはたくさんの岩があるのでロープを張るのも容易でした。

こんな悪条件でもさすがにお盆休みですね、たくさんのテント泊の方がいらっしゃいました。
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設営後は着替えをして、さっぱりとして食事の準備!

ご飯を作ってワインで体を温めます。
テント内でガスを使用するとあっという間に温室に変わりました暑いくらいに(酸欠になるので換気は必要)
16時に落ち着き、明日のコースを考えながら晩酌

明日は、間ノ岳に暗いうちから向かうことにして、19時に就寝です。
しかし、21時ごろから風はさらに強くなり、夜中には大雨のたたきつける音に何度となく目が覚めて、肝心な3時起床時には風と雨の音が激しい、身軽での登山といっても、条件が悪すぎるので、今回は早めに撤収して北岳に向かい下山を選びました。

食事は、山荘でお弁当を購入してあり(5時に出来るとのこと)4時起床
朝食とテントの撤収を行い、山荘でお弁当をもって北岳に!

食料を食べきったのにテントが濡れたせいか?下山の方が重い(水も3リッター)

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ほとんど視界が無い晴れていたら素晴らしい景色であろう北岳尾根を歩きます。

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わたしは高山病にかかりやすい、息が苦しく吐くほうに意識を多く持って行き無理しないようにゆっくり歩くことで対処いたしました。

おかげさまで3000mという標高でもそれほどひどい高山病にはかからずに進むことが出来ました。
また、前泊したのも2,700m付近だったのも良かったかもしれませんね。

北岳山頂まで20分、前は見えませんが先が見えてきました。



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キタダケソウもありました、ここにしか咲かない花

山荘出発して1時間半で・・・・

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山頂が見えた!!
大勢の人がいるから間違えない!

そしてついに

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日本第二位の山 北岳 3193m到着です。 夫婦そろって無事に到着しました。
テントを担いでの3000mの山は本当にきつかった~!

寒いし雨も降っているので写真を撮って下山です。

ここで、悩みました。
時間的には、昨日登ってきた沢コースに戻り下山したほうが30分以上は早い
天候は強風は変わらない

また、肩の小屋に向かって尾根を歩いての下山は沢コースに比べたら足元も良さそうですが遠い

水がなくなったら困ると悩んだ

そして結局

肩の小屋に向かいましたそうです、尾根コースからの下山ルート
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肩の小屋までは、険しい岩場を歩き到着 3000mにある山小屋です。
テント場もありますが、遠い場所が設営場所になります。


トイレを有料ですが貸していただき雨の中お弁当をいただきました。

食事をして、下山開始
無言のまま重たいザックが膝に太ももに打撃を与えてきます。

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白根大池は大きな山小屋です。
湖畔にテントを設営できてロケーションも天候が悪い時でも比較的安心の設営場所

カレーもアイスもビールも売っていてここまでくればもう安心と思える山荘でした。

アイスを食べて更に下山
ここからはひたすら下山

足がもうもたないというころに、広河原のバス停がはるか下に・・・

ここの下山道はすごく長く感じました。
沢コースの方が良かったのかと悩むところですね。

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無事にバスターミナルに到着です。
下山は5時出発の12時30分登山口で7時間半でのんびり降りてきました。
あとは、奈良田まではウトウトして、車に到着

温泉に入って汗を流して帰りましょう!
昨年の秋は日本第三位奥穂高3190mに山荘を使って登り、今回は第二位の3193mにテント泊
体力もつきました。

残念なのは間ノ岳「日本第三位」がすぐそこにあったにも関わらず行けなかったこと・・・
また、お天気の良い夏山で再度挑戦してみたくなりました。

来年のお盆休みの山はどこにしようかと今から計画中です。

長いあいだ読んでいただきありがとうございました。

ルートはこちら、途中でバッテリーが切れてデータがない場所もあります。


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